寒い冬のお楽しみといえば【オニオングラタンスープ】。
11月頃から「そろそろオニグラやりますか?」「今年も楽しみです!」なんて嬉しいお声をお客様方からいただいていたのですが、なかなか時間が取れず。
私は個人的にもオニオングラタンスープが大好きで、お店のメニューにあると必ず食べるほど大好物なのです。
特にパリのカフェで食べるような大きめサイズのオニグラが大好きで、日本のレストランなどで出てくる小さめなサイズだと「足りないなぁ。もう1つ食べたい・・・・。」と毎回思います。
そこでネマニャのオニオングラタンスープは、スープだけでもお腹いっぱいになるサイズ!そしてとにかく本気で作る!
この2点にこだわっています。
結局年を越してしまいましたが、今シーズンのオニオングラタンスープ、ようやくご用意できました♪
味の決め手となる出汁。
ブイヨン・ド・ブフは和牛の牛筋肉、香味野菜、スパイスを丸2日コトコト煮ました。
2日後。オニオングラタンスープに使用する出汁は濁りが残っている方が好きなので、大まかに漉して仕上げました。
次は飴色玉ねぎ作り。
今回は27個の玉ねぎを使用。
スライスしたらボール4個分になりました。
フライパンで時間をかけてじっくり炒めます。
15分後、水分が飛んでしんなりとしてきました。
30分後、少しずつ色がついてきました。
45分後、飴色になってきました。
少しでも油断してしまうと焦げてしまうので、つきっきりで混ぜながら炒めていきます。
1時間後、フライパン2つで炒めていた玉ねぎが合わせてもこれくらいの量まで減ります。ここで一気に強火で炒め焼きします。
完成しました。
ボール4つ分あった玉ねぎが最終的にはこの量になりました。
ブイヨンと飴色玉ねぎにローリエを加え、軽く塩胡椒し、中火で約1時間ほどコトコト煮ます。
最後に塩、胡椒、顆粒コンソメで味を整え、少しだけシェリーを加え仕上げます。
これでスープが完成。
バケットと共に器に入れ、たっぷりチーズをかけます。
今回は5種類のチーズを使用しました。
ステッペン、グリュイエール、モッツァレラ、ナチュラルチーズ、ロディジャーノをミックス。
高温のオーブンで焼き上げたら出来上がりです。
撮影後はもちろん試食♪
スープをたっぷり吸ったとろとろのバケット、アツアツのチーズ、玉ねぎの甘みたっぷりのスープとチーズの塩加減が良い感じにマッチして、今年も我ながら美味しく出来ました!
玉ねぎがたっぷり入っているので、スープというよりシチューに近い感じかな?
お腹いっぱいになります♪
寒い夜に熱々をフーフーしながら召し上がっていただき、身体の奥から温まっていただけると嬉しいです。