本日はデンマーク産のジンをご紹介します。
【トランクェーバー・コロニアルジン】
オランダ出身の2人の商人がデンマーク・ノルウェー王クリスチャン4世と謁見し、インドに特化した貿易会社の設立を提案。
王の許可を得て1616年に貿易会社を設立。
その後インドに進出し、南部の町・トランクェーバーを植民地化しました。
トランクェーバーはデンマークがインドや中国、タイなどと貿易を行う基点となり、クローブ、シナモン、ペッパー、カルダモン、ナツメグなどのスパイスや紅茶、シルク、黒檀などの製品を取引したとされています。
この商人のうちの一人、アムステルダム出身のヤン・デ・ウィルム氏がジュネヴァの新しいバージョンを製造するためレシピをデンマークに持ち帰りました。
当製品はヤン家に伝わる当時のオリジナルレシピで製造。
デンマークのジンカンパニーがプロデュースし、オランダ・シーダムにあるロイヤルディルクズワーヘル(Dirkzwager)蒸留所にて蒸留。デンマークでボトリングされています。
当時インドにて取引されていたとされるスパイス類や紅茶が多くボタニカルに使用されています。
使用ボタニカルはオレンジピール、ジュニパー、カルダモン、シナモン、コリアンダー、レモンピール、アンジェリカ、ナツメグ、クローブ、ペッパー、ダージリンティーなどです。
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