> Cocktail Bar Nemanja: エデンミル

2016/03/26

エデンミル


本日はスコットランド、セント・アンドリュース産のクラフトジンをご紹介致します。

まずは蒸留所のご紹介から。

エデンミルはスコットランドのファイフ地方、セント・アンドリュースにあるハンドクラフテッドの醸造所兼蒸留所。

創業者でオーナーのポール・ミラー氏はグレンモーレンジ社やモリソン・クアーズ社のマーケティング・ディレクター、および、SGAIP(スコットランド政府とアルコール産業を結ぶお仕事です)のプログラム・ディレクターを歴任された人物です。

ビジネスの発想を得たのは2006年。
セント・アンドリュースのオールドコースホテルのバーで、当時のボスだったピーター・クワーズ氏との会話からヒントを得たとのこと。

その後セント・アンドリュース大学が所有していた元・製紙工場の敷地がリースされることを知り、その場所で創業されることを決意。
この場所はエデン川のたもとにあり、1800年代にヘイグ・ファミリーのビジネスの一環として稼働していたセギ―蒸留所があった場所でもあります。

民間投資家からの財政援助、ヘリオット・ワット大学卒業のヘッド・ブリュワー、地元産の大麦・ゴールデンプロミスの提供と、これらを確保し2012年の夏に創業。
同年秋に最初の製品であるゴールデン・エールをリリース。
201411月にはウイスキーを蒸留。こちらのニューポットがこの春日本にも入荷されます。

クラフトジンの製造は2014年の9月から。
所有している銅製のポット・スティルは3基。ポルトガルで製造されたものです。

こちらのジンに関してはベース・スピリッツ自体の蒸留は行っていないとの噂。
外注して造っているのか、他の蒸留所から買いつけているのかは不明です。

またベース・スピリッツにキー・ボタニカルで風味をつけたオリジナルジンに、更にボタニカルを追加しそれぞれの製品にしているとのことですが、こちらも確証は持てず。。。。

キーボタニカルと言われているのは、ジュニパー・ベリー、アンジェリカ・ルーツ、レモン・バーム、シトラス・ピール、シーバックソーン・ベリー、コリアンダー・シード、リコリス、レモングラス、カモミール、リュバーブ・ルーツ、レッド・マスタードです。


Cocktail Bar Nemanja でご用意している各製品をご紹介します。


Love Gin(ラブジン)

こちらはバレンタインデー用に製造されたスペシャル・エディションがリニューアルされた製品。
5つのキーボタニカルに8種のフレーバーを加えたとされています。
が、どれがキーで、どれが8フレーバーなのか区別がつきません・・・・。

とりあえず使用されているボタニカルをご紹介。
ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ・ルーツ、赤い薔薇の花びら、ビターアーモンド、カシア、ハイビスカスの花、エルダーベリー、リュバーブ・ルーツ、ラズベリー・リーフ、マシュマロウ・ルーツ、ゴジベリ―、ロべージ・リーフです。
ハイビスカスの花は蒸留後にインフュージョンされるとのこと。



Oak Gin(オークジン)
               
キーボタニカルにジュニパーベリーとエイジドのオークチップを使用しているそうですが、オークチップをボタニカルとして一緒に蒸留しているかは不明です。
こちらは樽熟していますが、熟成時間は不明。
バーボンバレル及び、ビールを熟成したバーボンバレル使用とのこと。


Hop Gin (ホップジン)

ボタニカルにジュニパーベリー、コリアンダー、リコリス、そしてキーボタニカルはオーストラリアのギャラクシーホップ。
ホップはコールドコンパウンデッドにて添加とのことですが、詳しい製造法は不明です。


Original Gin(オリジナルジン)

キーとされるボタニカルはシーバックソン・ベリー、ジュニパーベリー、アンジェリカ・ルーツ、コリアンダー・シード、レモンバーム、シトラス・ピールです。

それぞれの特徴が活かされた香りと味わいです。是非お試しくださいませ。




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