カクテルバー・ネマニャ初のゲスト・バーテンダーとして、青森・八戸が世界に誇るスーパー・バーテンダー軍団「チーム八戸」のお三方をお招きしてのイベントでした。
お陰様で昼夜共にご予約で満席!(チーム八戸、大人気過ぎ・・・)
どちらの部も大いに盛り上がり、とても楽しい1日でした。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
そんなイベントのご報告と共に、カクテルバー・ネマニャのこの6年の歩みを振り返ってみたいと思います。
先にお断りしておきます。無駄に長文です(汗)
そして内容はほぼありません(笑)
節目毎に無駄に長文なブログを書きたくなる癖がある、ワタクシ
北條久美子がお送りします。
そもそも、イベントの直前に
ネマニャさんの演奏会でオーストラリアに行き、浮かれまくっていた辺りから、「このイベント、だ、大丈夫・・・???」な空気が漂っていた今回。
広大なオーストラリアを飛行機で飛び回り、4都市・4公演というとても楽しい旅。
一応、蒸留所の見学も行き、チラッとお仕事らしい雰囲気も出してみました。
でもこの浮かれ具合、今に始まった事ではないのです。
そもそもカクテルバー・ネマニャが開店したのは2013年10月29日でした。
物件の賃貸契約を結び、内装工事が完了したのは2013年10月の第1週。
本来なら家賃が発生しているので、準備が完了したら直ぐにでも開店するところ、実に2週間以上も物件を遊ばせていたのには訳がありました。
そう、2013年10月はネマニャさんが来日していたからです!!!
お店をオープンしてしまったら演奏会に行けない・・・。
そんな理由で、ネマニャさんの帰国後にオープンすることにしたのです・・・。
6年前の店主。
若いですね・・・・まだ髪の毛沢山あった頃ですね・・・・。
来日時にセルビア大使館で開かれた歓迎パーティーにて。
出来上がったばかりのコースターや店名入りライターをネマニャさんに(無理やり)プレゼントする私の図。
そしてこっちはもっと酷い。
開店記念パーティー(10月28日)の前日(10月27日)に行われた北九州の演奏会に行き、浮かれて記念撮影しているの図。
翌日が開店記念パーティー、翌々日が開店日なのに、北九州で演奏会。
浮かれ具合にもほどがあります・・・。
こんな浮かれポンチ(死語)な我々(主に私)でしたが、なんとかお店をオープンさせることができました。
お世話になっているバーテンダーの皆様から届いた沢山のお花。
皆様のお気持ちが嬉しくて、嬉しくて、未だにあの日の事を思い浮かべると涙が出そうになります。
今回ゲストバーテンダーにお越しいただいた久保さんからこんなに素敵なスタンド花をいただいたのも素敵な想い出。
そんなカクテルバー・ネマニャでしたが、個人事業の道は想像以上に厳しく険しいものでした。
開店当初は大勢のお客様方がご来店してくださいましたが、波が少し落ち着くと、客足も落ち込み、静かな夜も多かったです。
関内の繁華街から外れたビルの6階。
大きな看板も出さず、宣伝等もお断りしていたので、フリーのお客様が来てくださる事は少なく、この先やっていけるのか不安になる時も多々。
夫婦二人の店ですので、お互いにイライラしたり、口喧嘩する事も多かったです(今でも毎日のように口喧嘩は絶えませんが・・・・。)
そんな時に我々を支えてくださったお客様方の中でも、一際忘れられない方がいます。
店主が以前勤めていた横浜のマルソウさん時代からのお客様でN様ご夫妻。
N様は豪快で快活で色気のある素敵な方でした。
店主の事を「北條!」私の事は「母ちゃん!」と愛情込めて呼んでくださっていました。
他にお客様がいらっしゃらない静かな夜を狙っては来店してくださり「大丈夫だよ。心配するな!他の客が来なくても俺がうんと来てやるから!二人のやり方は間違えていない。俺がついているから心配するな!」と、いつも明るく優しく我々を励ましてくださっていました。
実の父親とさほどご年齢が変わらない方でしたが「俺は二人の事が大好きだから!俺の事は客と思わず、年の離れた友人と思ってくれ!」と仰っていただき、奥様とご一緒にお食事に連れて行ってくださったり、飲みに連れて行ってくださったり、とにかく沢山お世話になり、沢山可愛がっていただきました。
少しずつ、新しいお客様が増えて、経営がなんとか安定してきてからも「ここが客でいっぱいになっても俺の席はちゃんと用意してくれよ!」なんて冗談を仰りながら、足繁く通ってくださっていました。
そんなN様がご病気で入院されました。
二人でお見舞いに伺った際も「早く元気になってネマニャに行かないとな!」といつもの様に明るく接してくださっていました。
それから間もなくしてN様は逝去されました。
我々にとって悲しく辛過ぎるお別れでした。
あれから数年経ちましたが、折に触れてネマニャにご来店してくださる奥様と3人でN様の事をお話していると、今でもN様がすぐ傍にいてくださるような気持ちになります。
仕事で辛い事や苦しい事がある度に「俺がついているから。心配するな!」と仰ってくださったN様の笑顔を思いだしては勇気をもらっています。
そしてもう一人。
カクテルバー・ネマニャにとって、とても特別で大切な方が店名の由来となっているヴァイオリニスト、
ネマニャ・ラドゥロヴィチさんです。
開店して間もなく1年というタイミングで遊びに来てくださった事は、忘れられない大切な想い出です。
ネマニャさんの曲でスペシャル・ショーを行ったらとても喜んでくださって店主とハイタッチ。
「僕このお店の事すごく嬉しい!クミコ、本当にありがとう!」と仰ってくださったお言葉が私にとっては宝物です。
その時にネマニャさんがプレゼントしてくださったお花。
こちらも嬉しくて嬉しくて大切な宝物です。
一生保存できるよう、いただいた翌日にお花屋さんに駆け込み、プリザーブドフラワーにしていただきました。
なるべく日の光に当てないよう、普段は大切にしまってあります。
特別な日にだけカウンターに飾るので、ご覧になられた事があるお客様もいらっしゃるかな?
こんな感じ(どんな?)で日々を過ごしていくうちに、ネマニャに足繁く通ってくださるお客様も少しずつ増えてきました。
我々は子供がおりませんので、この店が子供のようで大切な存在です。
そんな大切な宝物であるカクテルバー・ネマニャの事を「ネマニャが好き!ここで飲む時間は特別!」と仰ってくださるお客様、お一人おひとりがまた我々にとっては大切な宝物。
普段より懇意にしていただいているお客様方は我々にとって大切な家族同様の存在です。
日常の営業、セルビア料理会やネマニャ忘年会、ネマニャ釣り部など様々なイベント。
この6年一緒に時を過ごしてくださったお一人おひとりに、心の底から感謝の思いで一杯です。
この6年、多くの出逢いと別れがありました。
我々の至らなさでカクテルバー・ネマニャに愛想を尽かしてしまわれた方も多いと思います。
ご事情があって来れなくなってしまわれた方も多いと思います。
逝去された方も、お仕事で遠い場所へ行かれてしまった方もいらっしゃいます。
もう会えなくなってしまった方々も多いです。
それと同じくらい新しい出逢いも日々あります。
ただどれだけ新しいお客様が増えたとしても、私が一番大切にしている事は開店以来ずっと同じことです。
私の好きな言葉に「Fidelity」という言葉があります。
日本語に訳すのは少しニュアンスが難しいのですが、信義とか忠実といった意味です。
様々な業種のお店に対する評価で「常連と一見への扱いに差がある」というコメントをたまに見かけます。
それは大体マイナスな意味で使われていると思います。
でも私はそれは当たり前の事だと思っています。
新しいお客様の獲得は店の安定した経営にはきっと必要不可欠なのでしょう。
でもその事によって、開店以来ずっと変わらず足繁く通ってくださっているお客様方、「カクテルバー・ネマニャが大好き!他のお店では飲めません。」と仰ってくださっているお客様を蔑ろにするような事は絶対にできないからです。
私は「平等」という言葉より「公平」という言葉が好きです。
「等しく平」ではなく、「公には平」が私の接客のモットーです。
お客様の事をあれこれ言うのはバーテンダーとして最低のマナーかもしれませんが、これだけはハッキリ言いたいのです。
自分で言うのもなんですが、店主・
北條智之は業界ではそこそこ名が知れていると仰っていただく事が多いです。
明らかにそれ目当てで来店される方もいらっしゃいます。
私は「有名バーテンダー」「トップ・バーテンダー」という言葉が好きではないのですが、そういったバーテンダーがいる店だからネマニャに来ました!という方々の事は「来店客」と思っているのです。
それは「カクテルバー・ネマニャ」が好きで来てくださっているのではないからです。
ましてや店主が名も無きバーテンダーであれば、きっと来店してくださっていない方々だからです。
キツイ言い方ですが「来店客」と「お客様」の区別はハッキリつけたいのです。
何が正しいかは人それぞれですが、私は自分ならこうして欲しいと思うことをお客様方にしたいのです。
私は好きな人の事はとことん好きになります。
そして自分の想いを少しでも汲んでいただけると、とても嬉しいです。
お店の経営も私にとっては同じです。
愛情を沢山くださる方には沢山お返ししたいと常に思っています。
だからこそ有名バーテンダーだからとか、有名店だからとかではなく、「北條さんが作るカクテルが好きです。久美子さんが作るお料理が好きです。お二人が好きです。カクテルバー・ネマニャが好きです。」と仰ってくださる方々を大切にしたいと常々思っています。
そんな感じなカクテルバー・ネマニャです(主に私の主観です)
★北條氏は誰に対してもフラットです。人に対する好き嫌いも表には全く出しません。
それを私は「腹黒いな~。」とたまにディスります。
私が顔にも出す、態度にも出す、よく言えば正直、悪く言えば接客業失格なので、我々は正反対なのです・・・。
あと、もうひとつエピソードを。
そんな正直過ぎる私と大の仲良しのお客様がいます。
Nさんと仰るのですが、店主とは20年来のお付き合いの方です。
ネマニャ開店以来、私とも仲良くしてくださっていて、私もお客様と思えないくらい、あれこれぶっちゃけトークをするくらい仲良しです(と一方的に思っています。)
Nさんはネマニャにめちゃくちゃ来てくださっています。
開店以来本当にずーっと。
一緒にお食事に行ったり、お酒を飲みに行ったり、店主とも大の仲良しです。
そんなNさんですが、お店のイベント毎には殆ど参加されません。
Nさんのスタンスがそうだからです。
そして我々はそんなNさんのお気持ちを尊重したいので、イベント毎にはしつこくお誘いしない、ご一緒するなら個人的にご一緒させてもらうと決めています。
それゆえ、今回の6周年イベントも「こんなのやるんです~。」とお話はしましたが、「来てください!是非来てください!」とは強くお誘いしませんでした。
そんなNさんが周年日の直後に来店してくださった時「ずっとこの店に来ていて、悲しくなる時もあるんです。でもやっぱりネマニャが好きで来ちゃうんですよね。」と仰った言葉が、私にはとても強く響いたのです。
お一人おひとりを大切にしたいけれど、なかなか上手くできない事も多くて。
きっとお客様方には悲しい思いをさせたり、嫌な思いをさせたりする事も多いのだろうなと。
頑張ってもどれだけ頑張っても、すべての方のご要望やご希望を100%叶える事はできなくて。
それに対して失望させたり、がっかりさせたり、我々の至らなさで、楽しいはずのお酒の場が残念な場に変わってしまったりするのだろうなと。
自分が大好きな方、大切にしたい方だからこそ、そんな思いを絶対にさせたくないのにと、自分の至らなさや未熟さに情けなくなったりします。
今は
亡き師匠が常日頃口にしていた「一生勉強」という言葉が、歳を重ねれば重ねるほど、改めて身に沁みていきます。
小さい事からコツコツ、心を込めて丁寧に頑張りたいと思います。
以上、ここまでが壮大な(無駄に長い)前置きです!
「・・・えっ?まだ続くの???」という皆様の困惑した心の声が聞こえてきそうです。
以下、6周年のイベント及び想い出を。
色々いただきものをしたので、少しご紹介させてください。
八戸の久保さんがきっかけで出会ったお客様からいただいたお花!
とても嬉しいメッセージ付きでした。
久保さんのお店にはイベント毎で何度かお邪魔させていただいていますが、お客様方が本当に温かくて素敵な方ばかり!
これも久保さんのお人柄かと思うのですが、八戸の皆様は本当に愛溢れる方々でお会いするたび元気が出ます。
札幌の
カクテルバー・ブルームーンさんからいただいたお花。
オーナーの渡部さんも、バーテンダーの紗希さんも、勉強熱心で素敵な方々。
一度お店にもお邪魔したのですが、ご常連様方も温かくて本当に雰囲気の良い素敵なお店!
また札幌に行きたいな。
毎年周年に素敵なお花を送ってくださる大先輩の山本悌地さん。
本当にありがとうございます!
昔銀座で働いていた頃に、当時まだ誰も使っていなかったボストンシェイカーを華麗に操り、若くして全国チャンピオンになられた山本さんに憧れていた女性バーテンダーは山のようにいました(私もその一人だったりする・・・。)
たいしてお酒も飲めないくせに山本さんに一目お会いしたくて、一人で横浜に来てドキドキしながらカサブランカさんの扉を開けた日の事を昨日のように思いだす・・・・(20年くらい前!時の流れって怖い・・・・。)
そんな憧れの山本さんからこんな素敵なお花をもらえるようになるなんて、人生頑張ったねワタシ。あの頃に自分に教えてあげたい・・・(涙)
いただいたお花は暫くの間カウンターで飾らせていただきました。
仕事中癒されました。
そして残念ながら枯れてきたので、まだ綺麗なお花だけを抜き取って自分なりに再アレンジ。もう暫くカウンターでお客様方の目を楽しませてね。
周年の日に大好きなお客様が「今時紅白饅頭って珍しいですよね(笑)」と言いながら持ってきてくださった紅白饅頭。
お気持ちが涙が出るほど嬉しかった・・・・。
そして漉し餡、粒あん共に絶品。
イベントにもお越しいただいたIさん、いつもありがとうございます!
イベントにもお越しいただいたKご夫妻様からいただいたブドウ。
もう足を向けて眠れないほど、めちゃくちゃお世話になっている大好きなお二方。
私が大好きなのを覚えていてくださってわざわざ選んでくださった冬ブドウの「紫苑」。
嬉し過ぎます・・・。そして美味し過ぎた!
いつも本当にありがとうございます!
イベントにご参加いただいたN様からいただいた生ようかん。
魅惑の食感・・・・一口食べたら止まらなくなるやつです、これ。
お仕事でお忙しい中、時間を作って購入してきてくださったのだろうな。
お気持ちが本当に嬉しい。ありがとうございます!
開店当初からお世話になりっぱなしなSさんからいただいたお菓子。
いつも遠出されるたびに、美味しいものをお土産に持ってきてくださるので、すっかり餌付け(笑)されている私です。
ご結婚される前から存じ上げているので、奥様もお子様も含めて勝手に親戚気分になっているワタシ。お子様が成人されて一緒に飲みにきてくださるまで、お店頑張ります!
いつもありがとうございます!
イベントにご参加くださった
品川プリンスホテルのバーテンダー、門間さんからいただいたマグナムさん!
門間さん、お忙しい中本当にありがとうございます!!!
以前、結構お味にシビア(北條氏は何度か泣かされている)なお客様が札幌に行かれる際に、門間さんのお名前を勝手に出したらお客様が訪ねて行かれて、帰ってくるなり「門間さんのカクテルめっちゃ美味しかった!何飲んでも美味しいのよ!」と興奮気味にお話してくださった事がありました。
それまで「私一生北條さん以外のカクテル飲めないわ~。」って仰っていたのが、以来すっかり門間さんファンに。北條氏・・・・フラれた(笑)
イベントにご参加してくださったNさん。
もうお姿を拝見すると土下座したくなるくらいお世話になり過ぎているのですが「お祝いです!今日来れなかった仲間の分も預かってきました!」とお祝いまでいただいてしまいました。
そしてゲストに来てくださった久保さんにも図々しくお祝いをいただいてしまった北條家・・・。
もう八戸に足向けて寝れない。
なんだったらネマニャがもし潰れたら八戸で雇ってください・・・下働きでもなんでもします(土下座)
こちらも八戸繋がり。
久保さんファンのお客様T様からいただいた貴重な日本酒。
「6周年だからこれにしました。」というお気遣いが本当に嬉しい!
しかもTさんは昼夜共にイベントに参加してくださったという、前人未到のイベントダブルヘッダーなのでした!
本当にありがとうございました!
他にも周年前後にお土産とか色々いただいてしまったのに、うっかり写真を撮り忘れた凡ミス。
(だいたい写真を撮る前に勝手に食べてしまうスタイルの私。そして後から店主に怒られる・・・。)
お気遣いいただいた皆様、本当にありがとうございます!
そして肝心のイベント!(久保さんファン、茂内さんファン、岡沼さんファンの皆様。大変お待たせ致しました。ここまで長かったですね、読むの大変でしたね。すみません・・・。)
今回のイベントの目玉。
ネマニャ初のゲスト・バーテンダーは青森・八戸が世界に誇るお三方。
数々のカクテルコンペで大活躍されていて、なおかつ例年開催時期になると全国のバーテンダーがザワつく八戸市長杯カクテルコンペティションを主催されている、この業界で知らない人はいないのではないかな?というくらい、有名過ぎる八戸のドン、またの名を北條氏の彼女(笑)
そして同じく久保さんの愛弟子さんでいらして、記憶に新しいバカルディ レガシー カクテル コンペティション 2019 日本大会のチャンピオン、日本代表として闘った世界大会でも見事TOP8に選出された、八戸・
SHADOW BAR のオーナー・バーテンダー、
岡沼弘泰さん
以上、豪華すぎる3名様、「チーム八戸」の皆様がお忙しい中、ネマニャの周年のために横浜まで駆けつけてくださいました!
お料理担当の私は2日前からコツコツ仕込み。
鰤とか真鯛とかマゴチとか。
鰤は和風のカルパッチョ。
カルパッチョにのせるイクラは筋子を購入して漬けてみました。
筋子を扱ったのは初。我ながら美味しくできた!(漬けるだけだったけど。)
そのうちネマニャのメニューにイクラ丼が登場する日もあるかもしれないね、うん。
真鯛とマゴチはイタリアン・カルパッチョ。
何がイタリアンかは不明。味のイメージです、はい。
キッシュも焼いてみました。
タルト生地から手作り。
サーモンとほうれん草とマッシュルームにアパレイユを流して。
じゃん。出来た!
昼のメインはセルビア料理。
豚肉と野菜のリゾットみたいな煮込み「ジュヴェッチ」を作りました。
お野菜たっぷり。
1時間炒めて、2時間煮て、1時間オーブンで焼くというお料理。
見た目はあれだけど、味は美味しかったと信じたい。
だってお替わりしてくださったもん。
夜はグヤーシュを作りました。
セルビアとかハンガリーでポピュラーな牛肉とパプリカのシチューです。
色々な部位を使って煮込みました。
こちらはセルビアでお祝いの席などでよく提供されているロラトというお料理。
ロールケーキみたいに見えますが、甘くない前菜。
オレンジ色がアイヴァル(パプリカのペースト)入りで、緑色がほうれん草入りです。
カットするとこんな感じ。
準備不足でイベント中もバタバタしながらのお料理。
ご参加の皆様に申し訳ないです・・・。
昼の部開始前に全員で記念撮影。
頑張るぞ!の図。
いつも大変お世話になっている、関内一のモテ・バーテンダー(私調べ)
スーパーノヴァの石井さん越しの茂内さん。
しかし茂内さん、可愛いなー。私が男だったら惚れるわ・・・。
お客様方にも大人気だった茂内さん。
茂内さんのオリジナルカクテルは甘酒を使用したもの。
徳利とおちょこ、升で飲む見た目も和風で素敵なカクテルでした。
世界の岡沼、世界のエヴォルバー。
エヴォルバーさんは本気で旨い!めっちゃ大好きな味。
エヴォルバーを横浜で飲めるなんて!
ありがとうございます(涙)
夜のスターター。
サラミとプロシュートとチーズと新漬けオリーブ。
ブルーチーズには蓮華のハチミツ。
枝付きセミドライレーズンは自家製。
この季節にしか出回らない(八百屋さん談)という四方竹。
明太マヨネーズソースで焼いてみました。
夜の部のスペシャルボトルは、フォーピラーズ蒸留所で購入してきたスペシャル・エディションと、ドイツのクラフトジン「ウィンド・シュピエール」のリミテッド・エディションを口開けしました。
岡沼さんのエヴォルバー・タイム(夜の部)。
お客様方がカウンターに詰め寄り、熱心に説明を聞かれていました。
そして久保さん&北條のゴールデンコンビ。
ピンクが可愛い法被は久保さんがわざわざ作ってくださったもの。
無敵ピンクな法被・・・・可愛い。
通常営業でも着たいくらいです、本当に。
久保さんがご用意してくださったオリジナルカクテルはノンアルコールジン・ネマの八戸エディションを使ってくださっていました。
さっぱりしていてフルーティーでとっても美味しかった!
久保さんと北條氏は15年来のお付き合い。
「彼氏彼女????」ってくらい久保さんが大好き過ぎる北條氏です。
ネマニャのお客様方にも散々久保さんの話をしているので、お客様方は「この方が噂のマスターの仲良しさん。」と親近感たっぷりだったそうです、はい。
本当にしょっちゅう八戸にお邪魔している北條氏。
意味もなくやたら八戸に行きたがる、八戸大好き人間。
今月も八戸に釣りに行くらしい。
久保さん、またもやお世話になります!
バタバタしていてほぼ写真が撮れませんでした(涙)
もっとあれこれご紹介したかった。
そして再びのエヴォルバー・タイム。
岡沼さん大人気な図。
この日の為にご用意いただいたスペシャルカクテルやスタンダードカクテル、4人で全く同じカクテルを作ってお客様方に試飲していただきどれがお気に入りか決めていただくホワイトレディ対決などなど。
昼夜共にチーム八戸が大人気でお客様方も大喜び。
色々準備が大変で数日眠れず疲労もピークでしたが、ご参加いただいた皆様がとても楽しそうにしてくださっているお顔を拝見できて疲れも吹き飛びました。
イベント中ずっとバタバタで皆様お一人おひとりとお話させていただくのが難しく、至らない点も多々ありましたが、久保さん、茂内さん、岡沼さんのおかげで、本当に楽しく想い出に残る1日となりました。
この場をお借りしまして、久保さん、茂内さん、岡沼さん、お忙しい中横浜までお越しいただきありがとうございました!
そしてご参加いただきました、家族同様の大切な存在であるお客様方、遠方からお越しいただいたお客様方、お世話になっているバーテンダーの皆様、チーム八戸のファンの皆様、貴重なお休みの日にお時間を作っていただき本当にありがとうございました!
今回満席でお断りしてしまった皆様、タイミングが合わずご参加いただけなかった皆様、次の機会に是非よろしくお願い致します。
店主も私も自分の気持ちを伝えるのが下手で、上手に人付き合いできないタイプなので、日頃なかなか皆様に思っていることを伝える事ができないのですが、この6年間、このお店を通して出会ったすべての方々に心より感謝しております。
ありがとうございます!
そして今後もこの小さな店が、少しでも皆様にとって癒しの空間であるように、皆様の貴重なお時間を少しでも心地良い時間にできるような空間であるように、小さな事をコツコツ積み重ねて精進していきたいと思っています。
7年目のカクテルバー・ネマニャもどうぞよろしくお願い致します!
Cocktail Bar Nemanja 北條智之・久美子