お酒がお好きな方々の間で噂になっている【宿泊できるバー】があることを皆様ご存じでしょうか。
その名も【bar hotel 箱根香山(かざん)】さん。
「bar に泊まる」をコンセプトに開業されたホテルです。
終電の時間を気にすることなくゆっくりお酒を嗜み、気持ちよく酔った後はそのままお部屋のベッドにダイブできるという、正に夢のような空間。
オープンされてから今月でちょうど1年。
こちらにお勤めのバーテンダーさんがネマニャによく飲みに来ていただいているご縁があり、先日ご招待いただきお邪魔してきました。
想像以上に凄くて、とにかく楽しい滞在でした!
きっと「どんなホテルなのだろう?」と気になっていらっしゃる方も多いと思いますので、滞在記を書きつつご紹介させていただきたいと思います。
以下、ネタバレ多数ございますので、これから宿泊するから楽しみに取っておきたいなーという方は閲覧ご注意くださいませ<m(__)m>
場所は箱根の小涌谷。
箱根登山鉄道の彫刻の森駅まで送迎車でお迎えに来ていただきました。
山の樹々の緑に囲まれた閑静な場所にあります。
こちらが正面玄関。
シティホテルというより、お洒落なデザイナーズホテルやオーベルジュといった瀟洒な雰囲気です。
玄関から通路を向けると広々としたバーが現れます。
広過ぎて全体を写真に収めることが難しかったので、なかなか伝わりづらいと思いますが、開放感のある空間です。
そしてバーバックに広がる大きな窓から箱根の山々を臨むことができます。
13mのロングカウンターに2脚ずつ置かれたチェアーはそれぞれデザインが異なっていました。
お隣との間もかなり広く取ってあるので、非常に優雅で贅沢な造りです。
円形の暖炉を囲んだソファー席。
冬には実際に火が灯されるそうです。
バックに描かれた壁画も素敵でした。
柏原晋平さんというアーティストさんの作品とのこと。
館内でいくつか作品を拝見することができました。
こちらは奥のテーブル席。
チェックインは夕方6時から。
フロントやロビー等はなく、到着したらバーのカウンターでチェックインを行います。
その際にウェルカム・ドリンクでシャンパンをサービスされていらっしゃるので、到着早々に飲むことができるのです(笑)
そしてこちらのホテルの凄いところが、滞在中は何度でもバーを利用できて、フリーフローといって好きなお酒を好きなだけ召し上がれるところ!
著しく高価なお酒は一部有料とのことですが、ご用意されたメニューの大半はフリーフローでいただけます。
ご年齢やご経歴がそれぞれ異なるバーテンダーの皆様。
制服もそれぞれが自由に好きなものを着ていらっしゃるとの事で、ベストに蝶タイの方、白いバーコートの方、黒いスーツ姿の方など皆様それぞれ個性的。
滞在中に何度かバーを訪れて、その都度違うバーテンダーさんのお酒を楽しむのも面白いかもしれませんね。
そして2階にはこれまたとても素敵なラウンジがありました。
観葉植物に囲まれたインテリアがとてもお洒落で素敵な空間。
このソファもひとつひとつデザインが異なっているので、どの席に座ろうか迷います。
窓から箱根の山々を臨むことができて、非常にリラックスできて落ち着く空間です。
こちらも滞在中は無料で利用できるそうです。
壁一面にずらりと並べられたクラフトジン。
こちらも自由に楽しめます。
エスプレッソマシーンやビールサーバーもありました。
小腹が空いた方用のスナック菓子やカップラーメンなども。
お菓子もラーメンも輸入雑貨屋さんなどで販売されているようなお洒落な品ばかりで、こだわりが感じられました。
広々としていて、とても素敵なお部屋でした。
お部屋にもドリンクやお菓子、軽食などが用意されています。
こちらもすべて無料とのこと。
ルームキーにもこだわりが。
2つ合わせるとボトル型に。
室内の電話。
こちらをよく見ると・・・。
こちらにもボトルとグラスのデザインが。
遊び心が楽しいです。
女性には館内着としてシンプルで可愛いワンピースも用意されていました。
館内ではこのワンピースで過ごせます。
着心地が良くてラクチンでした。
そして履物として男性には下駄、女性にはサンダルが用意されていました。
本当にリラックスした格好でバーでお酒を楽しめます。
地下にはスパがありました。嬉しい温泉です。
2つのスパは時間帯によって男性用・女性用と入れ替わります。
そして本題のバーをご紹介。
メニューもありますし、バーテンダーさんにお願いしてオリジナルな品を作っていただくこともできます。
クラフトジンや貴重なウイスキーなども沢山並んでいました。
バー利用者に提供されるお料理。
立ち位置的にはチャームのようなのですが、お通しというレベルの品ではなく、分子ガストロノミーな素敵すぎる一品でした。
すべてカクテルをモチーフに作られたとのこと。
卵の殻に入っているのはブランデー・エッグノッグ。
さくらんぼみたいなのはチェリーブロッサム(だったと思います。浮かれすぎて記憶が曖昧です・・・・(;・∀・))
バーフードのメニューもありました。
こちらは別料金となりますが、魅惑的なお料理がずらり。
足柄牛のローストビーフ。
目にも鮮やかなバーニャカウダ。
足柄牛のスパイシーカレー。
そして週末だけご用意されるというシェフの特別料理より、お魚料理もいただきました。
どれもこれも美味しくて絶品でした!
バーホテルさんでは近隣でお食事を済ませてからの宿泊をイメージされているようで、「お食事がまだの方はバーフードのご用意もありますよ。」という控えめなご案内をされていらっしゃるのですが、バーフードの域を完全に超えた本格的なお料理の数々!
こちらを味わうのも滞在の楽しみの一つと言えると思います。
こちらを味わうのも滞在の楽しみの一つと言えると思います。
美味しくて楽しくて、ついつい何時間でも居たくなってしまいました。
ちなみにバーの片隅に謎の扉がありまして。
中に入ると立派なスモーキングルームがありました。
愛煙家の方も一安心ですね。
翌日は少し早起きして、お部屋の窓から夜明けを眺めていました。
刻一刻と明けていく様子を眺めながら、大自然に癒されるひと時。
朝9時から昼12時までのの好きな時間で予約できるという、飲んだ翌日はゆっくり朝寝坊したいよね♪という呑兵衛さんの気持ちを完全に理解している、素晴らし過ぎるシステムです。
チェックアウトは14時なので、お食事を楽しみながらシャンパンをいただきゆっくり過ごすことができます。
北條家は食いしん坊なので張り切って9時に行きましたが、他の宿泊者の方々がお姿を見せたのは11時近くでした・・・( *´艸`)
場所は2階のラウンジ。
このあたりまでは朝食ブッフェに見えると思いますが。
しかしこの後、驚愕の光景が広がっておりました。
お料理が分子ガストロノミー。
朝です。一応朝です。何度も言いますが朝なのですが、めちゃくちゃ手の込んだ分子ガストロノミーが並んでいるのです。
クロケットなんてトリュフですもん。
プチトマトに見えてトマトじゃない分子料理とか並んでいるんですよ。
朝からカダイフ巻きとか出てくるんですよ。
鮑も出てくるんですよ。
プレゼンテーションも美しくて楽し過ぎます。
人生でこんなお洒落なバーニャカウダ、初めて見ました。
可愛すぎます。これはまさにインスタ映えってやつです。
朝からワインもシャンパンもフリーフロー。
そして下戸(私)には嬉しいノンアルコールシャンパンやノンアルコールシードルもあるのです。
至れり尽くせりです。
そしてデザートコーナーも。
何から何まですべて可愛い、そして美しい。
女子は全員好きなやつ!
食いしん坊はこういう時、とりあえず全種類お皿に盛ってしまうのです。
(だから太るんです・・・・)
そしてこれだけではなく、ビュッフェ台に並んだお料理と別に、ガレットもご用意されています。
2種類のソースから選ぶのですが、運ばれてきたのがこちら・・・。
もう絶句。なんですか、このお洒落な食べ物は!
私の知っているガレットではない・・・・。
という訳で、窓際のお席で大自然を眺めながら、朝からこんな贅沢をする事に。
そしてデザートは別腹の言葉を体現している私。
気づけば1時間半ほどゆっくりとさせていただいたのでした。
はー、シャンパンブランチ最高!バーホテル様最高!
まとめますと bar hotel 香山さんは、お酒好きな方には天国!そして下戸でもめちゃくちゃ楽しい!という事です。
是非ぜひ皆様も機会を見つけて足をお運びになられてみてくださいませ。
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そして最後に宣伝をさせてください。
来たる8月25日(日)に店主・北條智之が bar hotel 香山さんにお招きいただき一夜限りのゲストシフトを行わせていただく事になりました!!!
ありがとうございます!!!
初のゲストバーテンダーとの事で、大変光栄です!
皆様にもよろしければこの機会に是非ぜひ bar hotel 香山さんに足をお運びいただければと思っております。
以上、長文(しかも後半はかなりの荒ぶり・・・)にも関わらず、最後までご拝読いただきありがとうございました!
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